2013年10月6日日曜日







上手く歌うコツ4:音と音の間をハッキリさせよう


英語の特徴は単語と単語をつなげる事でした。しかし、音はつなげません。
あなたの声はピアノと同じ楽器であると考えてください。ピアノは例えばドを引いて次にミを引くとときに、ドからミに移るときに"ド、ド♯、レ、レ♯、ミ"みたいに、だんだんと移ったりしません。ドの次はすぐにミの音になります。

これは喉の筋肉を一瞬にして動かさなければならないので少し上級ですが、上の3つができたらトライしてみましょう。もちろん歌い方によっては音と音をつなげることもあります。ですが基本的に声を楽器のようにして音と音の違いをはっきり明確にして歌います。



上手く歌うコツ5:全て地声で歌おうとしないこと。


注意したいのが全部の音を地声で歌おうとすることです。そうすると高い音を出すときに音と音が繋がってしまいやすくなりますし、音程も外しやすいです。伝統的な合唱教育では、声は大きければ大きいほどいいと教えられますが、それは間違いです。小さくても音程を外さない事が重要です。裏声を上手く使いましょう。上の4つのコツを守っていれば、クロちゃんみたいな声でもカッコ良く歌えますよ。




最後にまとめると

  1. RとLの発音を覚える
  2. リズムをぴったり覚える
  3. ワードとワードをつなげて発音する
  4. 音と音の間の切り替えは素早くする
  5. 高い音は地声で歌わない
どうでしょうか。最初は難しいと思いますが慣れてくれば簡単です。これらの基本的なコツをつかめば洋楽をプロのように歌えます。声質を歌手の声に近づけたり、歌手の微妙なクセの違いを追求したりするのは基本的な歌い方がマスターできたあとで十分なんです。

むしろこれらの基本的な歌い方ができていないうちに、そういった応用的な部分にこだわっていたりすると歌がヘタに聞こえてしまいます。歌は"音とリズム"です。この2つの"洋楽独特の音とリズム"の特徴をしっかりとつかめばかなり上手く歌えるようになります。

さらに極めたいと言う方はTh Sh Sの発音、GとZの違いなどをつかめば完璧です。